カンボジアの未亡人が【夫の生まれ変わりの仔牛】と生活

Odditycentral / Reuters】カンボジア、クラチエ州に住むキム・ハンさん(74)は、亡くなった夫の生まれ変わりだという生後5ヵ月の仔牛と暮らしている。

彼女は1年前夫のトウル・カットさんに突然先立たれ、悲嘆に暮れていた。だが、夫は仔牛になって帰ってきた。今年3月に生まれた仔牛は、夫の生まれ変わりである、とキムさんは信じている。そう気づいたのは、仔牛のやることが、夫が生前していたことに似ているからだという。

それからというもの、仔牛は家族と同じ屋根の下で暮らすようになり、夜はキムさんや子供たちと同じ布団で眠る。

「霊媒師のもとを訪れたとき、夫の霊が降りてきて、こう言いました。

『私は君の夫だ』

それから私の髪と首筋を舐めて、キスしたんです。それで確信しました」

仔牛は一日のほとんどを、妻や子供たちと過ごす。人間だったときに使っていた自分の部屋で過ごすのが好きで、本当に人間のように窓の外を眺めたり、やはり前世でお気に入りだった枕を置いて布団の上で眠る。そばには故人の写真と花で飾られた祭壇があり、夜家族が仔牛を布団に入れるのを忘れることはない。

今では仔牛はカンボジアのちょっとした有名人…いや、有名牛だ。カンボジアは人口の 95%が仏教徒であり、輪廻転生が信じられている。この奇妙な牛の噂はつきることなく、1日に100人以上が彼に会うためだけにやってくることもあるという。

「牛がこんな風に家の中で暮らすなんて珍しかったから、これは見ておかなきゃ、と思ったの」と、キムさんと仔牛の生活を撮影してFacebookに投稿したタク・ビンさん(32)は言う。

キムさんは「生涯かけて彼の面倒をみる」と言い、もし自分の身になにかあったときは、かわりに彼の面倒をみて、亡くなったときは人間と同じようにきちんと埋葬してね、と子供たちと約束している。

【The Star Online: Cambodian woman marries calf】

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