
【人の尿でできた陶器】を開発。安全で資源も豊富
このツヤツヤとした陶器には、人間の「おしっこ」がかかっている。正確には、陶器に塗った釉薬が、人間の尿を原料に作られているのだ。作者のサイニー・キムは製作にあたって、まず5ヶ月以上かけて尿を集めることから始めた。
奇妙な世界のニュース
このツヤツヤとした陶器には、人間の「おしっこ」がかかっている。正確には、陶器に塗った釉薬が、人間の尿を原料に作られているのだ。作者のサイニー・キムは製作にあたって、まず5ヶ月以上かけて尿を集めることから始めた。
ロンドンのとあるスタジオでは、クリスタルの義足やステレオ内臓の義足など、ユニークな義肢が作られている。こうした義肢は、見た目がおもしろいだけでなく、依頼人の心の中身を体の一部にするという、画期的な挑戦でもある。奇想天外な義肢の数々を見れば、「障害」に対する感じ方が変わるはずだ。
何もない砂漠に並ぶ無数の避雷針。こんな所に立てて、何を落雷から守るというのだろう?そんな疑問が浮かんできそうな光景が、ニューメキシコ州の荒野にある。
豊かな金髪に恍惚とした表情の人形たち。しかし体は切り開かれて内臓まで露出してしまっている。この妖しげな蝋人形は、18世紀末フィレンツェで、解剖学の教材として作られたものだ。人体模型が異様なほど耽美的になったのには、単なる趣向ではない理由があるという。
刑務所作業、というと、反省の色を浮かべた囚人たちが、社会奉仕と職業訓練をかねて黙々と家具などを作っているというイメージだ。…が、アメリカ、メイン州刑務所の手作り木工品は、超自由でファンシーだ。
ナリヤナちゃんの髪は純白で、瞳は光の加減によって、赤いようにも、青いようにも、紫がかかっているようにも見える不思議な色をしている。肌も雪のようにまっ白だ。
“マーガレット食料雑貨店”は、かつては、どこにでもありそうな普通の店だった。女主人のマーガレットが、強盗に入られて夫を亡くし、その5年後にデニス牧師と出会うまでは。
白い外壁に地味なグレーの階段があるなんの変哲もないテラスハウス。だがドアの向こうに一歩足を踏み入れると、無数の人形が壁を埋めつくす異空間が広がっている。
Yu Ermei(86)が、この途方もない計画がひらめいたのは、6年前。家族ははじめ、ボケてしまったか!? と思ったが、彼女はこれが自分の人生をかけた夢であることを根気強く説明した。
1895年スイス、統合失調症と診断されたアドルフ・ヴェルフリは、精神病院内で20年以上に渡って、自分の空想の王国を題材にした絵や文章を描きつづけ、やがて自らの創造した世界の王「聖アドルフ2世」と名乗るようになった。