
実際に犬が食べた紙幣。 Source: abc
【National Geographic TV / abc】
ペンシルベニア州のジェフ・ポットさんの愛犬、チョコレート・ラブラドールのジョーが、現金 800ドル(約9万円)を飲みこみ、救急病院に連れてこられた。
ジェフさんは、ダイニングテーブルに現金の入った封筒を置いていて、目を離している間になくなっているのに気づいたという。はじめは妻がどこかにしまってしまったのかと部屋じゅう探したが、やがて愛犬が食べてしまったことに気づいた。
飼い主はなかなかの高額を食べられて焦ったが、ジョーはとくにぐったりした様子もなく、動物救急医療センター(Animal Emergency & Referral Center of York)に連れてこられた。診察にあたったケイト・ブラマー医師は、紙幣がまだ胃の中にあると判断し、手術せずに取り出す方法を試すことにした。そして、ジョーの前足に、嘔吐中枢を刺激するアポモルヒネを注射したところ、みごと現金を吐き出させることに成功した。
ブラマー医師は犬が大金を吐き出すのを見て、ATMのようだ、と思ったとのこと。
払い戻された紙幣はゲロまみれだったものの、職員の手によって綺麗に洗浄されると、無事使える状態で飼い主の手に戻った。
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